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長年愛用していた枕がペッチャンコになったので、この際、良い枕をと思い購入しました。 おかげで今まで以上に良く眠れています。
朝起きると首に痛みがあり、困っていたのですが高さの合う枕にしたら起きた時の痛みが無くなりました。
体の調子が悪く治療院に行ったら「少々低めの枕にした方が良い」と言われ今までより低い枕を選びました。 枕も調子よく、治療のかいもあって、体の調子が戻ってきました。 寝具を選ぶとは大事だなと実感しました。
①まずは今使っている枕はどんな枕で、どんな感じか把握する
②自分の好みの硬さの、高さを確認する
③今の枕と比べて、高いのが欲しいか、低いのが欲しいか?
④一般的に小柄の方は低め、大柄な方は高めが適しています
人が自然体で立っているときは、大体みなさん顔の角度が「アゴ引き気味」になっています。 一般的には垂直からアゴがマイナス5度の以内が自然体の正面を向いた姿勢です。 この角度こそ、仰向けに寝たときにキープしたい「快眠角度」です。
枕が高すぎたりアゴが下がりすぎると、頚椎などが圧迫され肩こりをおこしたり「舌根沈下」などでイビキがひどくなったり呼吸が苦しくなることもあります。また、低すぎるまくらはアゴがあがって首筋に余計なふたんがかかってやはりコリの原因になったりします。 っということで「快眠角度」は自然に横になって枕をしたときに顔の角度が「アゴマイナス5度」がベストポジションです。
横を向いて寝ることの多いかたは、仰向け寝より高い枕が良いでしょう。 横向きのときは、頭から背中にかけて、頚椎と脊椎がまっすぐになるのが理想です。 横を向いて寝ると肩幅があるのでどうしても頭が落ちて(下がって)しまいます。 これでは、背骨が曲がってしかも下にしている肩が圧迫されて血行不良やコリの原因になります。 これを防ぐには肩から側頭部の高さの枕で寝るのがベストです。
横向き寝は、睡眠中の呼吸がスムーズになり身体も休まります。通常寝息は吐く息の量が多く吐くことで副交感神経が刺激されて緊張がほぐれた状態になりよく眠れます。また、膝をまげて横を向いた姿勢で眠ることは、腰痛にとても良い寝姿勢といわれています。
「まくらは、頭にするもの…」ではありません。確かに頭部を支えるものですが正しくは「肩口から首、後頭部をもっともの自然な形で支えるもの」なのです。肩こりや首のコリなど今お使いのまくらのポジションを変えることで解消されたりもします。 まくらをするときは、肩に触れるくらいの位置から、首、後頭部をしっかりと乗せてみてください。
人の体系、好み、感覚、体調などは十人十色、その時々でちがいます。買ったばかりの時は 凄く調子良かったけど突然何かの拍子に合わなくなったり、不快感を感じたりすることは 多々あります。そんなときこそ微調整して、自分が一番具合良い高さをじっくり探してみて下さい。
・まずは、とにかく横になり頭をのせて少なくとも5~10分間位は寝返りを打ったりして試してみてください。
・もし、首に違和感を感じるようなら中身を出したり入れたりして微調整を行なってください。調節の基本は「頭部がまくらにすっと収まり、首に負担がかからないこと」です。まくらをしている気がしない高さが理想です。
・ただし、あまり神経質に中身を出したり入れたりすると逆に本当の自分の理想の高さがわからなくなってしまいます。なかなか具合の良い高さが決められず、中身をドンドン出しすぎてしまう傾向にあるようですので、注意しましょう
・微調整をしたら、再度頭をのせて試して見ましょう。仰向けの時は良いけど、寝返りを打ったりしたときに低くなったり、中身がよってしまうようなときは出しすぎです。
・いずれにせよ、一回で完璧なまくらを作ろうとがんばっちゃわずに、毎晩使いながら丁度良い高さを探してみてください。意外と調節せずに使うのが一番良かったというかたも多いです。とにかく一回で完璧なまくら作ったりするのは不可能にちかいですし、一晩で良し悪しは決められません。時間をかけてゆっくり自分の高さをお探しください。